1. 基本情報

留学をするかしないかを決めるには、実際の留学についての基本的な情報をまず知らなければならないと思います。留学を知らずに行くことを決めるのも無謀ですし、海外に行きたいという気持ちがあるのに、どうせ留学なんて無理と決めつけるのも、間違っていると思います。まず留学についての基本的な情報を見てから、実際に今後留学するかしないかは判断してみてください。ここには、実際自分がアメリカの大学院に留学することを目指すに当たって当初気になっていた大学院留学に関する情報を載せています。留学は学校やコースによって異なってくることがあるので、くれぐれも参考程度にご覧ください。

アメリカの大学院の基本情報

英語で修士課程はMaster’s Degree Programと言い、大学院はGraduate Schoolと言います。日本の院生でイメージするような研究に専念するイメージとは違い、アメリカの大学院は専門的な授業をメインにしています。アメリカの大学生は理系文系関係なく、興味を持った分野の勉強を幅広く行うので、大学院になってから、専門的な勉強が始まるというイメージです。なので、アメリカの院生の中には、大学時に学んだ分野とは違う専門にシフトする学生もいます。
アメリカには、学部卒で博士課程を取れるコースも設置している学校もあります。なので、学部卒だからとって、修士しか取れないわけではありません。博士課程まで進むことを考えている人は、このようなコースのもありかもしれません。
日本では院生といば、大学を卒業してすぐに大学院に進んだ学生をイメージするかもしれませんが、アメリカの大学院には、一度就職しその後仕事を辞め、大学院に進む方もいます。また、コースの応募条件に職務経験が問われるコースもアメリカにはあります。なので、日本の大学院とは少しイメージが違うかもしれません。
経営学や法学、医学などといった専門的な分野の大学院は、Graduate Schoolではなく、Professional Schoolと言います。Professional Schoolでは、より専門的な学位を取得することができます。M.B.A.を取得するために経営大学院に進みたい方は、求められるテストの種類がGMATで、他の大学院から求められるテストのGREとは違うので、注意してください。

留学期間

期間はコースによってバラバラなのですが、多くのコースは秋学期スタートの2年のコースになっています。春学期スタートのコースを設置している学校もありますが、メインはやはり秋学期スタートです。

留学費用

留学費用の目安は年間250〜500万円と言われています。立地やレベル、コースによって全然授業料が違ってきます。有名私立校になると、これ以上の額になってしまいます。また、有名な州立大学に関しても授業料が高いので、必ずしも州立大学だからといって安くはありません。もし行きたい学校がもうすでに決まっている方は、その学校のホームページに年間その学校に通うと大体いくらかかるか見積もりが記載されているのでそちらを参考にしてください。また、そちらに書かれている額が出願時に用意する残高証明として用意してあることを証明したい額です。詳しくは残高証明の欄で話しますが、出願後に奨学金をもらえることが決まる可能性もあるので、その額を絶対に使わなければならないということではありません。

ビザ

大学院留学では、学生ビザ(F-1)が必要になります。学生ビザの詳しい情報に関しては、下記のサイトに載っているので、そちらをご覧ください。
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typefandm.asp

奨学金

日本で受けられる奨学金は、貸与型のものと給付型のものがあります。また、奨学金の対象者を選ぶのも合格前に選ぶところもあれば、合格後に選ぶところもあります。
これ以外にも学校が各々出している奨学金もあります。学校側が出しくれる奨学金については、各々の学校のホームページに載っているので、そちらをご覧ください。ただし、学部や研究室ごとに出している奨学金に関しては、あまり記載がされていないことを覚えといてください。
日本で受けられる主な奨学金については下記のサイトに詳しく記載されているので、そちらをご覧ください。
http://www.fulbright.jp/study/directory/shokin_c.html
http://www.gradschool.jp/fee/scholarship/scholarship.html

英語力

アメリカへ留学する場合、TOEFLと呼ばれる試験で英語力を問われます。こちらのテストはあくまでアメリカ国外に住む外国人の英語力を測るテストなので、入学試験ではありません。必要な点数は各々の学校のホームページに載っていますが、目安としては90以上の点数を取っていれば選択肢が狭まることはあまりありません。TOEFLの詳しい情報を知りたい方は、TOEFLのページをご覧ください。

オプショナル・プラクティカル・トレーニング(OPT)

F-1の学生ビザをもつ学生が教育機関で一定期間以上に学習すると、OPTを利用してその学んだことを活かしてアメリカで働くことができます。もちろん大学院留学をしている学生も働くことができます。申請自体は卒業3ヶ月前辺りに行い、卒業後一年間アメリカで有給の仕事ができます。アメリカで働きたいと考えている方は、ぜひこの資格をうまく使いましょう。

これらが大学院留学に関する基本的な情報だったのですが、自分が留学することを考えている方に共有したい情報がありますので、紹介していきます。

学校選びの方法

自分はまずいくつかの大学ランキングを使って、自分が進みたい分野で評価が高い学校を調べました。また、検索エンジンを使って、自分がしたい研究に近い研究をしている学校を調べました。さらに自分の場合、インターンをしたい会社の近くにある学校を調べました。この3点の条件に当てはまった大学院から自分の場合は出願を行なっていきました。
下記が参考にした大学ランキングのサイトです。留学を考えている方も是非参考にしてみてください。
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings
https://www.topuniversities.com/university-rankings
http://www.usnews.com/education/best-global-universities/rankings

メリット/デメリット

留学することを決めることにあたって、メリットはもちろんありますが、どうしてもデメリットもあります。人によって、メリットやデメリットと考えるものは違うと思いますが、どちらとも3つピックアップして自分の考え方を共有したいと思います。

メリット
1. アメリカの会社で、仕事をするチャンスを得られる
2. グローバルな環境で必要な英語力を養える
3. 自分の興味があることを勉強することができる

デメリット
1. お金がどうしてもかかってしまう
2. 万人に留学する意義を理解してもらえない
3. 分からないことだらけの大変な道

留学の準備をしている間は、留学を経験した後の自分がひと回りふた回り成長している姿をどれだけイメージできるかが大事かもしれません。

以上が留学について何も知らなかった頃の自分に伝えたい情報であり、留学を考え始めた方に伝えたい大学院留学の基本情報です。これ以外の情報を知りたい方は、下記のサイトにもいろんな情報が載っているので、是非そちらをご覧ください。
http://www.fulbright.jp/study/abc/
https://www.ryugaku.com/grad/
http://www.gradschool.jp/countries/usa/
http://daigakuin-ryugaku.jp/cost/usa.html
https://www.ryugaku.co.jp/gra/