日本の大学や大学院への出願でも多くの場合提出するので、成績証明書を提出することを忘れる人はおそらくいないでしょう。しかし、いくつか自分がアメリカの大学院へ出願するまでに知らなかった点があります。まず、自分が出願する中で気付いたのが、成績表の点数、つまりGPA(Grade Point Average)に関しても最低点を決めている大学院が多かったことです。日本の出願では、学校側がGPAの最低点を決めていることは少ないので、自分自身大変びっくりしました。この点から日本以上にGPAが出願に良くも悪くも影響力があると言えます。そして、もう一つ留学することを考えるに当たって知っておきたいのが、WESやIERFなどの信用評価機関についてです。留学についてもうすでに少し知識がある方々ならご存知かもしれませんが、信用評価機関とは海外の学校の成績をアメリカの採点基準で再評価してくれる機関です。また、日本の学校は評価が高いためか、日本人留学生の多くが再評価でGPAを上げているので、他のサイトやブログなどでも紹介されています。自分自身も再評価してもらい、3.02から3.70になったので、GPAが上がることは本当かもしれません。しかし、注意する点が一つあります。それは、必ずしも再評価されたGPAを学校側が受け取るとは限らないからです。だから、再評価されたGPAが高かくなっても、出願が厳しい大学や大学院があるということを覚えておいてください。さもないと、学校側がGPAで足切りをしているのに無駄に出願料を払うことになってしまいます。信用評価機関を使っていいかは事前に学校側にメールなどでお問い合わせしてみてください。自分の場合、半分くらいは再評価されたGPAを許可してくれました。信用評価機関の詳しい情報や申し込み方法については、後日改めて説明したいと思います。